前回
サーバ/インフラを支える技術2 3 MySQLのレプリケーション - by shigemk2
レプリケーションで構築されたマスタ、スレーブの関係を利用して、
データの更新はマスタに、参照はスレーブにして、
かつデータの参照は複数のスレーブにやらせる二重の負荷分散を
行うことができる。
複数のスレーブに分散する方法
- アプリケーションで分散する
- 内部ロードバランサで分散する
2つめの案は、ロードバランサを使う手法である。
Linuxでは内部でロードバランサを使うことが可能である。
また、アプリケーション側からスレーブの数、状態を気にすることなく
均一に負荷を分散できるため、1よりも便利である。
なお、分散はNATではなくDSRでやるべきである。
なぜならクライアントからすると、パケットを送った相手とは別の
相手から応答パケットが送られてきたように見え、パケットが
受理されないからである。
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