「./configure」、「make」、「make install」の意味 - PukiWiki
./configure
ソースファイルをコンパイルする前に、インストール対象となるシステム特有の機能
情報をチェックし、チェック状況を記述したMakefileを作成する。
configureに失敗する場合は、コンパイルに必要なライブラリ、
ヘッダファイル等が不足している事がほとんどなので、
エラーメッセージの内容を確認し、必要なパッケージを事前に
インストールしておく。
make
configureの実施により作成されたMakefileを元に、
以下のようにmakeコマンドを実行することで、ソースファイルのコンパイルを行う。
コンパイル時にエラーが表示されるようであれば、エラー内容を確認し、
configure実行時に必要なパラメータが不足していないか確認する。
make install
make実行時にエラーが表示されなければコンパイル完了である
(コンパイル途中に警告メッセージが表示される場合があるが、これは無視してもOK)
コマンドでインストール
(make で作成したファイルなどを任意のディレクトリにコピー)を行う。
なお、インストール作業は一般的にrootユーザーにて行う。