今回はポエムを書きます。
Webエンジニアとして技術的なTipsをつらつらと書き連ねることを趣旨として、ブログを毎日書くようになってから今日でちょうど4年がたちました。今日で1461日だそうで。
そろそろ連続更新1500日目になるのですが、はてなブログ、はてなダイアリーのユーザーでこれくらい連続して更新している人はいるのでしょうか。
4年。何回か転職をし、今はとりあえず無職です。それでもまあ、ブログは続いています。4年続いていることの感想などを書きます。
続いている理由自体は、以下のスライドにまとめているのでこちらを見てください。
www.slideshare.net
毎日何がしかの知見を得ることが出来る
どんなにやる気のない日でも、とりあえず「何か」を学ぶ!学んだ!ということを明らかにする、ということは、うさぎとかめでいうところの亀の一歩で、多少の何かを積み上げることが出来るとは思います。少なくとも、去年は、ブログや勉強会で得られた知見をもとに、いろいろなところで発表してきました。ブログを毎日書かなければ、勉強会で発表とかできなかったかもしれません。
今後の課題は、より実践的な発表をすることです。
ブログなんて、墓標です
塵も積もればゴミとなるといいますか、自分が何者だったかを思い出しながら死にたいわけです。ブログが自分の墓標になるわけです。 自分が死んだ時は、岡山の旭川にでも散骨してください。
あくまで得られた知見をとりとめなく書き留めるのが自分のブログの目的です。無論、間違っていることも多いですし、ノイズも多いでしょう。そういうときは、添削とか批判とかはしてほしいです。ただ、自分はブロガーである前にITエンジニアなので、ブログで飯を食おうなどとは思わないです。
こだわるということは、逆に何もできなくなる
去年の暮れに、社員旅行に行くことになりました。本当は行きたくなかったのですが、周りの空気に押されて行くことになりました。 場所は伏せますが海外なので、みなさん日頃のことは忘れて楽しむつもりでいました。僕はといえば、旅行先でも普通にプログラミングするつもりでした。当然ブログも書くつもりでした。
見かねた(?)上司が「旅行先にパソコンを持っていくのをやめろ」と言いました。パソコンを持っていくことを口にしてしまった自分も悪いのですが、海外旅行なのですから、プログラマとしての日常は一旦忘れて、とにかく遊べと。3年も続いたんだからもういいだろうと。でも、3年もブログを続けているのですから、今更ブログを辞めることは痛恨の極みです。「ブログを書くのを辞めるなら死んだほうがマシだ」と上司に言いました。すると、
「お前はブログにこだわりすぎている。ブログにこだわりすぎてて、それ以外の取り柄がなくなりつつある」
というようなことを言われました。僕はそれを無視して、ろくに外にも出ずに、ホテルの一室でずっとHaskellを書いていました。 同じ会社にいるというだけで、自分の存在を否定されるのはとてもつらいものがあります。それに、僕は、日本にいても海外にいても、非日常ではなく変わらない日常を求めたのです。コードを書き、ブログを書く生活。どこにいても、どんな状況でも、これは絶対に譲れません。
とはいえ、上司の言ったことも半分事実が含まれているのでしょう。 ブログを書き続けることに固執している感はあります。重要なのは何を書くかであって、続けることではないのです。
開発者なのですから、なにかを開発しなければならないのです。それが開発者の本懐です。技術系のブログで注目を浴びている人はいっぱい居ますが、彼らはほぼ全員毎日ブログは書いていません。しかし僕はわがままにも、「毎日続けること」と「きちんとしたものを書く」ということを両立させようとしています。これはたぶん茨の道です。
茨の道ですが、ブログは続けつつ、何かを残す、ということを、僕はやってのけたいと思います。それは雑誌に寄稿でもいいですし、本を書くでもいいですし、GitHubにスターがいっぱい集まるようなものを作る、などでもいいと思います。
ということで、同じエントリーをまた来年書くと思いますが、よろしくお願いします。