前回
サーバ/インフラを支える技術5 リモートメンテナンス - by shigemk2
分散環境を整えてサービスの提供を本格的に
開始すると、アクセスの集計やトラブルの解析のために
ログを扱う場面が増える
ただ、マシンごとにログは生成されるけど
ログは一箇所に集まっていたほうがよい。
集約
webサーバが出力するログを常に転送して一つにまとめること。
(その時々の状況を把握するため 瞬間的なアクセス数などを調べる)
syslogやsyslog-ngを使う
収集
各サーバ上に出力されたログを定期的に集め、保存すること
(集計と解析、そして保存が目的 目的に合わせた集計を行う)
cronとrotatelogsを利用する(ただし、タイムラグの関係で集計は完全に定期的ではない)
ログ用のサーバはデータ量が多いために
概して重い処理になりがちである。
そのため、プライマリ用とバックアップ用の2台のサーバを用意して、
ログの種類別にサーバを分けるとよい。
また、データセンターにある必要もなく、
オフィスのマシンにメンテナンス回線を回して運用する方法でもよい。
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