by shigemk2

当面は技術的なことしか書かない

リスト遊び 2-1 アトムとセル

セル 一対のポインタであり、それぞれのポインタは任意のデータを差す。リストはセルによって構築される

アトム セルでないデータで、これ以上分解出来ない要素のこと

アトム

シンボル
アルファベット、数字、記号文字で構成される変数名と関数名のこと。
ただし数字単体は整数として扱われる。また大文字と小文字は区別される。

pigやboo-hoo-woo、1+などがシンボルで、

  • 1は整数。

また tnil は予め予約されている特殊なシンボルで、
t は真
nil は偽を表す定数である。
これらは評価しようとしまいと変わらない。
値がnilかどうかを調べるためにはnull関数を使う(値がnilだった場合、返り値はnil

(setq zoo nil)
(null zoo)
=> t

整数
0から9までの文字を1つ以上続けて書くと整数になる。
(これも評価しようとしまいと整数)

18
=> 18
-24
=> -24

文字列
ダブルクォート(")で囲むと、文字列になる。
"dog"はシンボルではなく、文字列として扱われる。
文字列を評価すると文字列自身を返す。また、改行文字(\n)などの
特殊な文字は、評価の際に対応する文字に変換される。




リスト遊び―Emacsで学ぶLispの世界 (ASCII SOFTWARE SCIENCE Language)

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