前回
今夜わかるHTTP 3-4 リクエストヘッダーフィールド - by shigemk2
Accept-Ranges
サーバーがリソースの一部分だけを指定して取得することができるレンジリクエストを
受け付けられるかどうかを伝える。
Age
どのくらい前にオリジンサーバーでレスポンスが生成されたかを伝える。
フィールド値の単位は秒。
ETag
エンティティタグと呼ばれるもので、
リソースを一時的に特定するための文字列を伝える。サーバーはリソースごとに
ETag値を割り当てるが、リソースが更新されるとETag値も更新しないとけいない。
そしてETag値に特にルールはなく、サーバーごとに様々なETag値を割り当てる。
Location
レスポンスの受信者に対して、Request-URI以外のリソースへアクセスを誘導するときに
使う。
Proxy-Authenticate
プロキシサーバーからの認証要求をクライアントに情報を伝える。
クライアントとサーバーのHTTP認証と似ているが、クライアントとプロキシとの間で
認証が行われてることが相違点となる。
Retry-After
クライアントがどれくらい後にリクエストを再試行すべきかを伝える。
Server
サーバーに実装されているHTTPサーバーのソフトウェアが何かを伝える
Vary
オリジンサーバーがプロキシサーバーに、ローカルキャッシュの使い方の指示を伝える。
オリジンサーバーからVaryで指定されたレスポンスを受け取ったプロキシサーバーは、以後は
キャッシュしたときのリクエストと同じVaryに指定されているヘッダーフィールドを持つ
リクエストにのみキャッシュを返すことが出来る。同じリソースに対するリクエストでも、
Varyに指定されたヘッダーフィールドが異なっていれば、オリジンサーバーから
リソースを取得する必要がある。
WWW-Authenticate
HTTPアクセス認証に使われ、Request-URIで指定したリソースに適用できる認証
スキーム('Basic'または'Digest')とパラメータを示すchallengeを伝える。
WWW-Authenticateヘッダーフィールドは、ステータスコード401Unauthorizedレスポンス
に必ず含まれている。
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