3.4のバージョンについて
自己紹介
@BSmile
zabbixサポートエンジニア 入門 スペシャリストの講師
zabbix conf
アジェンダ
- zabbixとは
- OSS開発体制
- 3.4について
zabbixとは
- エンタープライズ可能なオープンソース監視システム
- アプリケーションからハードウェアまで監視できる
分散監視(拠点が別れていてもサーバーに集約して本体に転送するとか負荷分散とかも使える)
since 1998
- zabbixプロトコルで会話するIoT機器もある
OSS開発におけるバグ対応やエンタープライズ問い合わせについて
- zabbixの問い合わせをしたことあるか 見たことあるか
- zabbixユーザー会は互助会であって会社のサイトじゃない
- 回答は公式じゃない
- 実際にはJIRAでバグ管理とか機能追加リクエストなどをやってる
- https://support.zabbix.com
- 基本英語
- ほとんどがラトビア人とロシア人なのでネイティブじゃない
- 有償サポートだとサポートエンジニア経由で日本語問い合わせ可能
- zabbixへのバグ報告
- 日本でbugfixしない
- duplicateなissueはクローズ
- 英語で報告したほうが早い
- コミュニティサイトでも問題があるやつは有志が報告してくれる場合もあるけど期待はしないこと
- C PHPで動いている
- ツールとしてのzabbixはプルリクを受け付けていない
- パッチファイルの提供は受け付けている
- サポートサイトに報告した情報から対応を行う
- パッチはチェックしてzabbixのほうで改修して使う
機能追加してほしいリクエスト
- zabbix future request (on JIRA)
- 投票システム→人気の高いものを中心にzabbix社で開発をすすめる
- future requestの要望と発注
- vmware監視は要望の高いものだったので開発した
3.4の新機能
- 新機能は定期的にwebinarなんかで紹介している(月1)
- 要登録
サポート期間
- 2.2LTS 2017/8 フルサポート終了(機能追加なし 問題点に関する修正のみ)
3.0 2019/2 とか
リリースノートのボジョレーヌーボー感(史上最高の)
- 10万デバイス
- 500万メトリクス
- 500万トリガー
- TB/日 データ
- 1万台のプロキシ
- 大規模監視が可能だよ
3.4新機能一覧
- より柔軟なダッシュボード
- 1つのアイテムで複数データ取得
- データ保存時に値を任意にカスタマイズ
- 障害情報 Map状況
デモ1
- ダッシュボードを個別にカスタムできる(より柔軟なダッシュボードがつくれる)
- 最新データ情報とか
デモ2
アイテムの親子関係を利用して、親の情報を子供のアイテムに流す
1つのアイテムで複数データ取得(API取得)
- 全部収集して、zabbixサーバー内にデータを振り分ける
- system.run[curl -s -XGET xxxxxxxxx]
- マスターアイテムとキーを指定して、依存アイテムを利用する
- テキストベース JSON Path
- history情報
- 収集した情報の一部からアイテム情報を取ってくる
UserParameter内にコマンドを書いておくことで、アイテムに情報をバラバラに流せる(MySQL グローバルステータス)
- e.g. MySQLコマンド
- 収集データのグラフ化
- 必要な情報をPCRE正規表現で設定して後方参照でデータを取る
まとめ
- メジャーバージョンは半年ごとにリリースされる
新機能を追っかけてもいいし、LTSリリースで安定したバージョンを使ってもいい
可視化やモニタリングのためにツールは使おう適材適所で
Zabbix/SNMP対応 センサーコントローラ 24センサータイプ feelers controller FLC-M24
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