「情報はフリーになりたがっている」というウソについて。
→ふつうはデジタル情報の複製にかかる限界費用はゼロだから、その市場価格もゼロになるべきだ、という主張
利害を持つ情報はコストゼロで複製できるけど、利害そのものはコストゼロでは複製できない。
e.g. 口座番号とか、パスワードなど
故にその利害をもたらす物件の限界複製コストはゼロではなく、したがって、そのコストはそれへの権利を
左右する情報にも踏襲されることが出来る。
ふつう、情報はフリー(自由)に公開されるべきであるという主張であって、フリー(無料)という意味ではない。
→情報がフリー(自由)であるべきだという議論は、OSSの経済効用に関する議論と無関係である。