Emacsが得意とするところ
- ちょっとした計算 (M-:)
- ちょっとした表作成 表計算 (org-mode)
- ちょっとコーディング (org-babel)
- 音楽を聞く (bongo-player)
- ちょっと英単語を調べる (sdic)
- アラームをつける
- Growl+Kyokoさんで、音声案内可能 (Siriは今更)
Org-modeについて
- GTDから入った
- 日本語マニュアルの必要性
ノートの保存、TODOリストの管理、プロジェクト計画のためのモード
つまり「アウトラインエディタ」で、構造化するメジャーモードである。
構造化
親子関係、並列関係、関連あり
GTDを実践したかった
RTMの翻訳に携わった。
管理対象が増えて、管理が複雑化してしまう。
GUIに依存しすぎるのが限界点
OmniFocus
- あのOmniシリーズ
- 高い
- でも、脅威の完成度
- もちろん、モバイル連携
OmniFocus 使いこなせる人にはすばらしい。
Org-modeのよいところ
5000行くらいでもサクサクでてくる
(EmacsでOrg-filesと叩くと、簡単にサーチできる)
ステータス管理がRTMより簡単
でも重要なのは1行1タスクであること
タスクの詳細は普段隠しておける
「目次」と「内容」を混在させられる
目次だけ存在する書籍みたいなもの
高機能すぎてとっつきづらい
日本語でサクっと使えるところだけ知りたい
ただ実を言うと高品質な日本語訳が存在する (ver4.6)
でも4.6から現行の7に上がるまでにマニュアルが2倍ちかく増えている。
当然中身も倍以上に充実している。
理由
本家の更新スピードが尋常じゃない
一人で翻訳作業を請負う規模じゃない
英語が読めないと必然的に本家の最新版との認識の差がうまれてしまう。
というわけで、協力者がたくさんいる。
(org-modeを知っていることは勿論のこと、TwitterやGithubで連絡を取りあえ
る人間が必要となる)
でも募集するだけでは良い人材は集まらない。
協力者@r_takaishi @mobilememo
翻訳者の連絡先をゲットするまでの経緯がtogetterにある。
http://togetter.com/li/126723
翻訳作業の問題点
明らかに翻訳量が多い
しかも翻訳範囲も広い
対策
メンテナが翻訳体制を確立 (Github, PO)
- git を使えない人をサポート
章ごとに担当者を決めて、査読を行う
リリースの遅れはメンテナのせい(翻訳は終わっているが査読が未完了)?
翻訳の成果物はGithubに。
そしてorgmode.jpにも成果物がある。
orgmode.jpを日本語の本家となることを目指す
さらなる翻訳者、ユーザーの協力が必要です。
貢献したことの自己満足が報酬です。
init.elはorg-babelで一発出力
プレゼンツールorg-tree-slide.elがある。
org-modeのtwitterアカウントがある(なぜか)
アカウントは@orgmode_bot
ML(1日50件くらいMLが流れることもあるので注意)
Emacs-orgmode -- General discussions about Org-mode
タダで使いつづけている人は、
出来ることからEmacsに貢献(というか恩返し)していこう
新バージョンへの対応
POで差分を取って差分だけを新規翻訳
査読にかかる時間
時間をかけようと思えばいくらでもかけられる。
1ヶ月くらいあればいける?
でも章ごとに内容の重みが全くちがうので、
負担に著しい差が出る
完璧にすることを考えるのではなく、
和訳を読んで「明らかにおかしい」と思うところを
モグラ叩き的に潰していくだけでも大分ちがうと思う。
また、翻訳者が各章で違うので、用語の統一にも気をつける