仕事の都合上CSVのデータをあれこれみることが多くcsvqを使っているのだけれどcsvqのHomebrew Formulaがなかったので作って取り込まれた。
homebrewにFormulaが無い場合、まずhomebrew-coreにPRを送り、リジェクトされたらhomebrew-caskにPRを送るという流れになっている。今回は無事homebrew-coreのほうでPRがマージされたので、 brew install csvq
でcsvqがインストール出来るようになった。
ちなみに、bottleは自分では書いてなくて、brewbotがJenkins上で各OSに合ったバイナリを作成してFormulaに勝手に記載してくれる。
テストは--version
と簡単なクエリの実行だけやるようにしている。
もちろん、csvq公式ではバイナリを配布している。でもバイナリをダウンロードして、tar.gzを解凍して、パスの通ったところにcsvqを置いて…という作業が個人的に面倒だったため、 brew install
でなんとかなるならそっちのほうが良かった。
同じGolangベースのバイナリのghqでも brew install ghq
すればいいって公式のりどみに記載されているから、同じノリで公式のりどみに brew install csv
出来る旨のPRを送った。
以下、作者に言われたこと
- メンテは誰がするのか
- すでに単体で動くバイナリを提供している
- 自分でビルドする場合、ビルド時のGo言語の依存関係は自分で解決しなくてはいけない
- パッケージマネージャでの自動更新は、ユーザーがライセンスやチェンジログをチェックするのを妨げる
ご尤もな回答なのでりどみへのPRはリジェクトされたが「非公式インストール方法」としてドキュメント上に残ることになった。