11.2 実装の構造と概要
P481
プロセス間通信機能はネットワーク機能の最上位層に位置 アプリケーションからソケット層を通してネットワーク層へと流れ、逆方向にも流れる
ソケット層以下のネットワークサブシステム
ストリーム型ソケット
カーネルの中に関数がある
11.3 メモリ管理
プロセス間通信およびネットワーク・プロトコルが必要とするメモリ管理機構は、オペレーティング・システムの他の部分が要求するものと本質的に異なる
- 多彩な大きさを持つメモリ領域
- 可変長のデータ構造
- 頻繁に発生するヘッダ除去作業
→特殊なメモリ管理機構
11.3.1 mbuf
メモリ管理機構はmbufと呼ばれるデータ構造を中心に構成
mbufの集合をチェーン チェーンの集合をキューと呼ぶことにする
利用目的を表すための型
型情報 チェーンが持つ付加情報 もしくは統計情報
パケットヘッダとEXTヘッダ
タグ 任意のメモリ領域を指す固定長の構造体 ネットワークサブシステムの中の異なるモジュールに関連する情報を管理するために利用
11.3.2 領域管理アルゴリズム
P486
割り当てコード CPU専用リスト