問題解決のために必要な思考は、
ゼロベース思考
仮説思考
の2つである。
ゼロベース思考は、既成概念を打破し、既存の枠組みから脱却すること。
「コーヒー1杯の値段は高い」という既成概念を打破して安いコーヒーを提供してるドトールとか、
「家でピザを作るのはしんどい」という既成概念を打破して宅配やってぼろもうけのピザ宅配業界とか。
仮説思考
アクションに結びつく結論を常に持ち、結論の根拠を常に考えることが重要。
企業の営業成績を伸ばすのに、気合と根性だけでは如何ともしがたいのである。
「どこの」「どの顧客を中心に」「どれくらい」営業を展開していかないといけないのか
明確なデータに基づいて結論を出す必要があるのだ。
また、問題解決のために必要な技術は、
MECE
ロジックツリー
の2つ。
MECEは、モレなく、ダブりなく、特定の問題について考えなければいけない、ということ。
たとえば、月々の家計を節約しなければならない場合、
- 光熱費
- 通信費
- 食費
だけ考えても、飲み代とか、タバコ代とかが抜けてたらモレがあって的外れだし、
- 光熱費
- 通信費
- 食費
- 雑費
- 交際費
みたいな感じだと、雑費と交際費って一緒じゃね?ってことでダブりが生じる。
どちらも同じようなものでいいかげんな概念なので、減らす方法論は同じようなものになる筈だから。
ロジックツリーとは、
フローチャート的なものを用いて、問題の原因を深掘りしたり、解決策を具体化する。