2012/5/31にリリースされたRC1(ReleaseCandidate1)について
現状の正式バージョンは3.3.2でぼちぼち3.3.4へ
Major(大きな変更).Minor(小さな変更)
ドラスティックな変更はないが、小さな変更はある。
見た目の大きな変化は
- CustomHeader(カスタムヘッダー)
- ThemeCustomizer(テーマカスタマイザー)
の2点。
カスタムヘッダー
- 管理画面でヘッダーの変更が可能になる
- ヘッダーのテキスト、文字色、画像などを変更できる
- テーマによってカスタマイズできる内容が全然違う(中にはカスタマイズできないものもある)
- Twenty Elevenつかったら出来るんじゃね?(←Twenty Elevenの機能を他のテーマでも使えるようにした)
テーマカスタマイザー
- テーマの外観について、プレビューしながら変更するための画面。
- twenty-elevenのtheme-options.phpでゴニョゴニョ
- register_setting(), add_settings_section()関数でオプションを追加
- $wp_customize->add_settiong()関数でメニューを追加
- 書く処理が多すぎて、完全にテーマ開発者向けになってしまっている
- PHPのコードを書けない人は(使うためのもの)といった感じ
- なので今後テーマカスタマイザー対応がテーマの売りのひとつとなる
万人がテーマを作成できるとは思えない。
その他の変更点
- Twenty Ten Twenty Elevenでのヘッダー背景テーマ機能を更新
- 現在のテーマが対応している場合、投稿フォーマットをナビゲーションメニューで表示
など。
- マルチサイトでデータベースの接頭辞を必須に
- 特権管理者がブログダッシュボードを表示した際、管理バーに「サイトを編集」サブメニューを追加
- マルチサイトのデフォルトアップロード容量を10MBから100MBにアップ
- WP_Customize_Controlを作成して取得・プレビュー・保存のコントロールレンダリング処理を分離
- 特定の関数が廃止され、別の関数が推奨された
参考文献
WordPress 3.4レビュー。ツイートを挿入しやすくなったりiPadで使いやすくなったり! | firegoby
WordPress Codex 日本語版