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by shigemk2

当面は技術的なことしか書かない

ノウアスフィアの開墾4 所有権とオープンソース

読書ノート

ある物件が無限に複製可能で、いくらでも変えられて、そしてそれをとりまく文化が脅せるような権力関係や財の希少性に基づく経済に基づいていないとき、なにかの「所有権を持つってのはどういうことだろうか。

実はオープンソース文化に関するかぎり、この質問には簡単に答えられる。ソフトウェア・プロジェクトの所有者というのは、変更したバージョンを公式に再配布する独占的な権利をコミュニティ全般から認められている人物である。

ほとんどのハッカーたちは、実際に自分がそうしていると完全に意識していないのに、これにしたがってきたということだ。

無意識の慣習だというのに、それはきわめて(それどころか驚異的なほど)一環して守られてきている。

こういう慣習が時を落って発展してくるとき、それは一環した方向性を持っていたということだ。この方向性というのは、もっと公共的なアカウンタビリティや通達を奨励し、プロジェクトのクレジットや変更履歴の保存についてもっと配慮を増やして(なににもまして)いまの所有者の正当性を確立しようというものだった。