序文
http://sicp.iijlab.net/fulltext/xfore.html
- プログラミングをそれ自身で知的活動と評価するには計算機プログラミングに向わなければならない. 計算機プログラム---その多くを読み, 書きしなければならない.
- 本書の主題との関係でわれわれは三つの現象: ひとの心, 計算機プログラムの集積と計算機に関る.
- 計算機プログラムは心に生れた物理的, 心理的プロセスのモデルである
- プログラマは優れた算法と成句を獲得すべきである. プログラムによっては精密な記述に抵抗するものもあるが, その性能を見積り, 常に改善に努めるのはプログラマの責任である.
- 本文で使うScheme方言は元々のLispから進化したが, Lispとは重要な点で少々違っている. 変数の束縛は静的有効範囲を使っていること, 関数が値として関数を返すことが許されていることなど.
- Lispはほぼ四半世紀の間使われた長命者である. 現役のプログラム言語ではFortranだけが先輩である. 両言語は, Fortranは科学と工学の計算のため, Lispは人工知能のため, 重要な応用分野でプログラミングの要求を支えてきた. これらの領域は重要であり続け, LispとFortranは少なくとも次の四半世紀では活発に使われるよう, そこでのプログラマは二つの言語に専念しよう.
- 人工知能の研究は重要なプログラミングの問題を多く生み出した. 他のプログラミングの文化では, 問題の洪水は新しい言語を産卵した
前文
http://sicp.iijlab.net/fulltext/xpre2.html
- 本書の教材は1980年からMITの初級レベルの計算機科学の科目の基本
- 最も主要なのは計算モデルでの時の扱いの異る解決法: 状態を持つオブジェクト, 並列プログラミング, 関数型プログラミング, 遅延評価と非決定性などの果す役割
Gauche
まとめ。
- この本はMITの学生に向けたプログラミングの教科書で、
- 計算機のことを知るためにはプログラミングを学ぶことが必要で、
- そのためにLisp(Scheme)を学ばなければならない
序文とかはかなり抽象度高いので、難しいですが、なんとなくの理解です。
- 作者: ハロルドエイブルソン,ジュリーサスマン,ジェラルド・ジェイサスマン,Harold Abelson,Julie Sussman,Gerald Jay Sussman,和田英一
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2014/05/17
- メディア: 大型本
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