by shigemk2

当面は技術的なことしか書かない

Route Table

AWS(Amazon Web Services)のRoute Table(ルートテーブル)は、ネットワークトラフィックのルーティングを決定するための仮想テーブルです。AWS内で仮想プライベートクラウド(VPC)を構築する際に使用されます。具体的には以下のような役割を果たします:

  1. トラフィックの方向付け: ルートテーブルは、ネットワーク内の特定のIPアドレス範囲(CIDRブロック)へのトラフィックの流れを制御します。これにより、ネットワーク内のサブネット間やインターネットとの通信が可能になります。

  2. サブネットへの割り当て: VPC内の各サブネットは、少なくとも1つのルートテーブルに関連付けられています。これにより、そのサブネット内のインスタンスのトラフィックがどのようにルーティングされるかが決まります。

  3. ルートの定義: ルートテーブルには、特定の目的地(例えば、別のサブネット、インターネットゲートウェイ、仮想プライベートゲートウェイなど)へのトラフィックをどのように転送するかを定義するルートが含まれています。

  4. セキュリティとアクセス制御: ルートテーブルを使って、特定のサブネットからのトラフィックを制限することもできます。これにより、セキュリティとアクセスの制御が強化されます。

AWSのVPCを使用する際には、これらのルートテーブルを適切に設定することが重要です。これにより、ネットワークのセキュリティ、効率、および可用性が確保されます。

docs.aws.amazon.com