先日LinuxConというものに出た。
LinuxCon Japan | Linux Conferences and Linux Events | The Linux Foundation
文字通りLinuxのカンファレンスで、リーナス・トーバルズを始め Linuxの有名人がLinuxについて話す集まりである。
参加費は3万円。決して安くはない金額で、全編英語のカンファレンスに参加した感想をここに記す。
結論からいうと、敗戦記である。すみませんでした。
絶望的な英語力
カンファレンスのセッションは全て英語であり、如何ともし難い英語の壁を感じた。 スライドの文章をメモするのが関の山という有り様であり、自分の英語力のなさを痛感してしまった次第である。 もっと言うと、スライドの文章をメモするときはスピーカーの言ってることが全く頭に入ってこなかった。
一応大学のときにフィリピンの語学留学+オーストラリアにワーホリで8ヶ月くらいの海外経験はあるものの、 それ以降はコンスタントな英語経験をしてこなかったので英語に関してかなりブランクがあった。
なので、断片的に単語は聞き取れる、もしくは短いセンテンスなら聞き取れて内容も理解できるが、 それが数十分と続くともう集中力が切れてしまう。
また、大学は文系だったため技術的な英語を全く知らず、たとえばpara-virtualizedなどといった単語も 都度ググらないと理解できず、スピーカーの言ってることが全く分からなかったこともあった。
絶望的な技術力
根本的な話として、仮にLinuxConが全編日本語、もしくは同時通訳対応であったとしても、技術的に分からないことが多かった。
自分のブログを振り返って見るにつけ、内容が短くTips的なものが多かったのでコマンドの使い方とか Tipsには滅法強いが、体系的な知識とか根本的な知識とかそういう部分については全然明るくなく、 ある意味ではこのカンファレンスのキーワードとも言える
- KVM
- ハイパーバイザー
- カーネル
- OpenStack
など、そういう知識が全く足りていない状態でカンファレンスに臨んだため、英語以前にそもそも何を言ってるか 全く分からないという惨状であった。
というわけで、英語力とLinuxに対する知識を伸ばしたいと切に思ったわけだけど、今後どうしたらいいのだろう
英語力
一緒に参加した同僚のアメリカ人は、日本歴数年ほどで、一緒に仕事をする上でも日本語が全く問題ないレベルであるため、「どうやって日本語を習得したの?」と聞いてみた。
すると、「1日30分、毎日日本語に触れること」という回答が得られた。
彼も最初日本に来た頃は、やはり日本語に囲まれた環境に耳と頭が疲労困憊という状態であったらしい。
幸い知り合いに大卒のフィリピン人とかアメリカ人がいらっしゃるので、英語力を上げる環境は 整っているので、あとは…勇気。そう、勇気。
Linuxに関する知識
たぶん色々なコミュニティに参加して、根本的な質問をいろいろしてみたり、 いろいろな本を読んだりすればいいのかなって思っている。
LKMLを見て、カーネルをごにょごにょして、OSを自作したりして…
いろいろやることいっぱいあるなあ。
あとは…危機感。そうですねえ。