HTMLはマークアップ言語なので、HTMLページは要素が入れ子になって出来ている。
ページ全体の構造は木に似ている。
「兄弟」要素とは、つまり同じ木の幹から伸びる2本の枝のことだ。
ある要素が他の要素の「子」要素であることは、
つまり大きな枝から延びる小さな枝だということだ。
子要素を持たない要素は、「リーフ」ノードと呼ばれる。
最も根源の要素、つまりページ上のすべての他の要素の先祖である
要素は、「ルート要素」と呼ばれる。
HTMLページのルート要素は常にである。
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="en" lang="en">
これ自体には悪い点はないが、この部分を削ることでバイト数が多少節約出来る。
xmlnsについてだが、HTML5の全ての要素は常にこの名前空間に属するので
明示的にこの宣言を行う必要はない。
また、xml:langとlangで同じものを宣言しているが、これもXHTMLの残滓であり、
HTML5ではlangのみが意味を持つ。(xml:langを残しておいてもいいけど、
そのときはlangと同じ値にする必要がある)
というわけで、HTML5ではルート要素は以下のように書ける
<html lang="en">
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