文書化の難しさ
ソフトウェアへの要求を表現する手段として文書に頼りすぎることへの弊害について考える
特に重厚な仕様書は間違いを生みだしやすい
というわけで、あまり大きくないインデックスカードにユーザーストーリーを書く
インデックスカードには、フィーチャの本質を捉えるキーワードを書きためておく。
そして、ユーザーストーリーはビジネスの観点から評価されないといけないため、
お客様に理解できるシンプルな言葉遣いでユーザーストーリーを書くことを心がける。
良いユーザーストーリーの特徴
- 下手に難解な技術用語を使わないこと
- エンドツーエンド(一貫していること)であること
- 独立していること
- 交渉の余地があること
- テストできること
- 小さく、見積もれること
例えば、「ウェブサイトはサクサク動くように」は、
「サイトのページはどれも2秒以内に読み込めること」という風に、具体的に書きこむ。
誰のためのストーリーで、
何をしたいのか、
なぜそうしたいのか
ストーリー収集ワークショップを開催し、
チームと顧客が一緒になって、開発対象のソフトウェアのユーザーストーリーを書く
ワークショップに必要なもの
- 大きくて見通しの良い部屋
- 図を沢山描くこと
- ユーザーストーリーを沢山書く
- その他もろもろをブレインストーミング
- リストを磨き上げる
大きなユーザーストーリーはエピックと呼ばれる