2. 適切な名前をつけ、不要なコメントはつけない
変数や関数に名前をつけるということは、その対象を説明することだ。
つまりその説明がおかしかったら、コードを読む人はコードを書いた人が何をしたいのかよく分からない
のである。変数や関数のネーミングは正確にする。何をしたいのかよく分からないなら、
その変数や関数の働きをもう一度考える必要がある。
ネーミングについては、この他にもスコープに従うこと、言語や会社のコーディング規約に従うことは
重要であると言える。
スコープが広ければ広いほど、変数名、関数名は長くしたほうがよい。
また、キャメルケースについても考える必要がある。
3.不要なコメントについて
おかしなコメントはノイズになり、メンテナンスがしにくくなる。
不要なコメントとは、
- 変数の意味を記述するコメント(コードを読め)
- 処理をトレースするコメント(コードを読め)
- 修正日や内容を記録するコメント(バージョン管理システムとかがやってくれるから無駄)
- コードのコメントアウト(メンテナンスしにくい)
また、コメントは言いわけであってはならない。
そして、理想となるコメントについてだが、
本当に良いコードは、そもそもコメントが必要ない
ということ。コメントするまえに、コメントが不要なコードを考える必要がある。
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