by shigemk2

当面は技術的なことしか書かない

技術書典2でIT勉強会について本を出します

結構今更ですが、宣伝です。

来る4/9、アキバ・スクエアで技術書典2なるイベントがありますが、そこで同人誌を出します。 本のタイトルは IT勉強会のあれこれ です。

techbookfest.org

その名の通り、IT勉強会について、いろいろ書いた本です。以下、まえがきのところを抜粋しました。

この本は、著者の数年に渡るIT勉強会への参加、発表、運営を通して得られた経験を余す所なく書き記したものです。

著者が初めて参加した勉強会は、日本Ruby会議2011です。フリーターをやりながら独学でプログラミングを1年ほど勉強して、知人が経営する会社に転がり込んでプログラマーとして仕事を始めて数カ月のことでした。上司に連れられて神戸から東京まで出張してきたのです。今はRubyを全く触っていないので、各セッションについてこれといった感想はありません。ただ、豪華メンバーによる高度な内容のセッションと、海外と日本のエンジニアが入り交じる光景にただただ圧倒された記憶があります。

その後「達人プログラマー」を読み「月に1回は勉強会に参加したほうがいい」という文章に感銘を受けて、定期的に勉強会に参加してきました。ピーク時は月10回くらい勉強会に参加しました。 セッションのメモはだいたいブログに書きます。もともとメモをとるのが好きなので、気づいたことは逐一メモします。今でもメモはとり続けています。ナレッジの共有は重要です。ブログの最大の読者は自分といいますが、未来の自分に対してナレッジを共有しています。 何年か参加するうち、ただ参加するだけではなく発表も行うようになりました。理由としては、発表したい内容があったことと、転職を踏まえて自身の知名度を上げたいという気持ちがあったからです。

以下はいくつかの勉強会での発表のスライドたちです。

  • LL DiverでのLT
  • KernelVM探検隊での発表
  • アドテク×Scala meetupでの発表

オーディエンスの数は少ないところで数人、多いところで数百人の前で発表を行いました。毎回緊張しながら発表を続けてきましたが、得られるものはありました。

ほどなくして勉強会の運営を行うようになりました。といっても会社主催の読書会で運営を行ったのはそれだけですが。 というわけで、著者は勉強会の参加、運営、発表を全て経験しました。インターネット上には、「勉強会に参加することの意義」「勉強会の探し方」「発表資料の作り方」などそれぞれのトピックについてはさまざま人が言及しています。しかしこれらをまとめて文書化したものは市販の書籍には見当たりません。ここに、著者が本を書く意義があります。

こんな感じで、本を出そうと思っています。ちなみに、目次のフローチャートも作ってあるので、こちらもご確認ください。

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金額は500円、USBメモリで売る予定です。

よろしくお願いします。