by shigemk2

当面は技術的なことしか書かない

まとめ IoTで、Webはどう変わる? #cross2016 #cross2016b

  • web→ハードウェア
  • ハードウェア→web

webが変えるハードウェア

  • 今までは、ハードウェアは高性能である必要があった
    • 演算処理をハードウェアがやっていたから
    • 演算処理はクラウドに
  • ハードウェアは小さく、低性能に、プロダクト的には高性能、アップデートも楽になる
  • ハードウェア自体は必要 引き続きメーカーとしてはやっていく
  • ものをつくる、という点ではweb
  • CADも高価なソフトではなくブラウザになってきた
    • 立体物の設計がクラウド上でできる
    • webの時代がものづくりをシンプルにしている
  • 自分が設計したものをシェアできる
  • 設計したものをライブラリに公開/再編集できる
  • ハードウェアのオープンソース化が起きている
  • デザインや形状を決めるのも難しかった(デザインにもアルゴリズムが必要になってくるときがある)
    • 目視で確認しながらリアルタイムで良いデザインを決められる
  • 立体物をプリントアウトできる(3Dプリンタ)
  • デジタル/モノ
  • 筐体はCADブラウザで設計できるし、その上、電子回路の設計もブラウザ上でできる!
    • LEDもチカチカ動く 基盤を買わなくてもブラウザ上で設計できる
    • 発注すると手元に基盤が届く(1、2週間)
    • ジェネリック家電みたいなのは引っ張れば誰でも作れる ナレッジをうまく使えるのでハードウェアベンチャーでも製品を開発できる
    • 遮光の部品とかも作れる(手当たり次第3Dプリンターで作れちゃう)
    • ものを削る工作機械を使って、その日のうちに動作を確認したりできる
    • ハードウェアを作る敷居が下がってきた
  • サーバの演算能力が使えるので、個人のマシンや器具ではできなかったことができるようになった
    • 個人で家電を作るときは、放熱とかノイズとかの抑制がしんどく、経験や実績がないといけないけど、コンピュータを使えると、そういうところもコンピュータ側から提案する時代が来るのではないだろうか
  • webのテクノロジーがハードウェアを作る。進化していってる

ハードウェアが変えるweb

  • ハードウェアの進化がwebにどう影響をあたえるのか
  • スマホ向けアプリなどは基本キーボードかタッチがインターフェイス
    • 操作するのはマウス、キーボード、画面など、入力デバイスが限られてくる
  • あらゆるものがインターネットに繋がるとどうなるのか
    • 入出力をwebから直接ハードウェアに叩ける
    • ボタンなどが物理的なインターフェイスになる
    • あらゆるものがインターフェイスになりうる
      • e.g. アマゾンダッシュのボタン(tide 洗剤メーカーのボタンを押すと、アマゾンから洗剤が送られてくる)
      • ボタンを押したら即送られてくる
      • アマゾンダッシュの後継 Amazon DRS
      • 家電製品のなかにアマゾンのボタンが入っている
      • プリンタやコーヒーメーカーにボタンがあって、ボタンを押すと発注できる
        • 新しい販売チャンネルが生まれる
        • インターネットの一つの機能が生まれる
  • ディスプレイの外側にもインターフェイスが生まれていっている

課題

  • IoTのめんどうなところは、ペアリングが必要なこと スマホで設定するの超めんどい
    • IoTの接続性は今後の課題
    • 接続管理(アイパス管理など)
    • 価格(ブルートゥースは安いけど、3Gにつながるやつは常時接続になるので端末料金も通信料も高い ブルートゥースは安いけど接続が面倒)
    • 充電頻度(スマホですら充電が面倒なので、1年くらいは放っておいてもOKみたいなレベルが要件)
    • セキュリティ(個人情報そのものなので、パクられたりとかしたら大変 紛失もめんどくさそう)
  • ソリューション(2014から開発)
    • 3G/4Gは広範囲だけどバッテリーは1日が限度
    • ブルートゥースはバッテリーが1年くらいもつけど、部屋から離れたら意味が無い
    • 本当に欲しいのは、安価でバッテリーが1年位もって、全国どこにいっても電波が届くもの
      • 今年の後半あたりにはローンチ予定
      • 1万ユーザーくらいはローンチカスタマーとして契約済み
      • webやモノがシームレスにつながっていく(ユーザーがデバイスを意識しなくていい)のが今後目指していきたい未来
      • ECとAI/IoTでいろいろやっていく