@t_egg
- アジャイルのプロセスとマインドの話
- フリーランスとアジャイルの話
- 距離とアジャイルの話
アジャイルのプロセスとマインドの話
アジャイルマインド
- 矜持
- 同期
- 情熱
- 気概
- 理性
- 人情
アジャイルプロセス
LeanとかScrumとかXPとか
どっちが大事?
どっちも大事「互いがバランスを取り合う(理性と情熱)」
という考えよりは、マインドの上に俺流プロセスを築きあげる
木原直哉(東大卒のプロポーカープレイヤー)
- 勝負に勝つためには運ではなく確率が重要(7勝3敗くらいがセオリーでそれ以外の勝率だとイカサマが働いている)
- ある確率に長期的に収束していく
論理的に自分の方法論を確立させる 「ロジカルに」ギャンブルをやる
人生の選択
- 「そもそもギャンブルで勝てる確率って理論上はすごく低いよ」
- 「それで飯食えてる人はもっと少ないよ」
- 「木原さんだったらどの職業でも人より食っていけるよ」
→ 「心の底からわきあがるパッションがギャンブラーを始めた原因じゃね?」
まずマインドがあり、そこからプロセスが動く
そもそもアジャイルって何?
- 「ウォーターフォールじゃないほう」
- 「いまやってるやつじゃないほう」
- 「CIとかユニットテストをやるほうのやつ」
- 「ドキュメントを書かないほう」
- 「XPとかTDDとかそういう名前のやつや」
アジャイルとは人重視かつ物重視
- 人とモノの両方をだいじにしてる価値観
アジャイルとは人重視かつ物重視
プロジェッショナル同士のメッセージ
- 疎結合な繋がり
規律や価値観、誠実さ
途中の過程よりも最終的に出来るものを大事にする
まあまあ一言じゃ言いづらいよね
フリーランスとアジャイル
経緯(後ろ向き起業)
- 東京に10年ほど豆蔵という会社でサラリーマン
- 突然関西に帰る→辞職
- ながらく関西から離れていたのでどんな会社があるのか分からないし、家族いるし、プータローするわけじゃないし
- 仕方なくフリーランス始めてみました
- 後ろ向きなりに分かってきたこと
フリーランス
協調
独りでは多くのことはできないので必然的に周りにプロが多くなる
自律、自立、自己責任
自分ですべて決めることが出来るが、自分で全てどうにかしないといけない(困っているだけではだれも助けてくれない)
まさにアジャイルそのもの?
フリーランスとはアジャイルなものであり、アジャイルでなくては生きていけない(はず)
(カウボーイプログラミングを除く)
カウボーイプログラミング(一人で何でもできちゃうスーパーハッカー)
フリーランスとしてアジャイルに生きるにはどうすればいいか
方法論
デジタルデビルストーリー女神転生 1987/9/11
仲魔(かっこよく強そう)
- 気が向いたら仲魔になる
- ボスを倒せるとは限らない
- あるくごとにマグネタイトが減る
女神転生メソッドのよいところ
- 皆が自分の領域で全力を尽せる(何も保証していないのでがんばるのみ)
- 同じ方向を向くことが出来る(利害はそのときだけ一致しているから、本来の目的を見失うことなくやるべきことに注視できる)
- バグとか仕様変更で貰うお金が変わることはない
契約書はよく読むべき
- バグなど理由をつけては長い時間拘束される危険性
- モンスターカスタマーに遭遇する危険性
女神転生メソッドがなければ
見積りは機能要件単位とかだったり機能が少ないと安くなる
- 経験則で考えると、機能が多ければ多いほど良いものが出来るとは限らないし、機能が多いだけのクソソフトも多々ある
- (機能いっぱいありすぎて導線まったく分かんねえよ)
- 実物を見せて3回議論して作りなおしたほうが良い
高くなったり長くなったり
- 瑕疵担保のリスクヘッジのために金額は高め、納期は長めになっちゃう(ほんとは1日で終わりそうだけど1週間って言っておくか)
- 自分の身を守ることしか考えないようになる
信条を明らかに利害関係者に伝え実践する
短いサイクルの(準)委任型契約のほうが請負契約よりよい
- 委託は過程に責任に負う
- 請負は成果に責任を負う
最終的な成果を重んじるなら請負やろが
- プロなら成果に責任とれや
- ナニコラタココラ
請負は実は過程重視の傾向
- 最初から全貌を見せない(何にたいして約束すればよいかわからず、それが面白さにつながらなくなっていく)
- 過程の作業が増える(リスクを払拭するために様々な証拠=文書を残す)
- プロセスばかりが気になって客観的に見たら「これアカンやろ」みたいなものも見えない
- 成果への軌道修正が不可能
契約に基づかない契約は砂上の楼閣
- 技をなんらかの形でまとめる
- それを弁護士事務所へ持っていく(添削)
- 契約対象の利害関係者に見せる
掛け持ちは3つまで
- 法的に効力のある契約書を弁護士協力のもと作ってもらう
- 最初に話をつける
無理でも示すことに意味がある
- 駄目だったらそこで終わりだし、擦り合せて着地点を見つける
- 成果は契約で縛らない(成果は皆で作る)
距離とアジャイル
- 東京vsニューヨーク
- ニューヨークvsロサンゼルス
- ニューヨークvsサンフランシスコ
遠い?近い?
東京 神奈川 アメリカ 大阪(ほとんどリモート)
なるたけ東京へいく回数を減らすために
距離の心理的な壁
- 国内は大抵どこでも近い(時差ないですし おすし)
- アジャイルは距離を越える(共有化しまくるアジャイルのスタイルは距離を越える)
俺流ノウハウ オンラインコミュニケーション編
- 一人でもオンライン環境なら皆それでやる(他のメンバーがその場で話始めたら仲間外れ感半端ないし、内蔵マイク使うとハウリングするので、全員イヤホンマイク着用で)
- 情報はことごとくクラウドに上げる(見えないものがないように)
- 気軽に楽に会話する(スカイプとかチャットワークとか、コツは「遠慮しない」こと)
普段から(オンラインで)コミュニケーションをとることでいざMTGとかやるときにも会話しやすい
最後に
仲魔ぼしゅうちゅう
追記
フリーランスやってると雑務が増えるのでは?
→とく営業はしない。積極的に自分の勉強をやる。営業をどこまでやるかはその人次第。 →金まわりは税理士にお金をペイしたらいいよ。
フリーランスから法人へかえた理由は
フリーランスを始めたのは後ろ向きな理由です。機会があるなら会社員に戻るかもしれない。 でも「10年やってるフリーランス」より「10年やってる法人」のほうが社会的地位は圧倒的に高い。
ランサーズ クラウドワークスってどう思う
利用したことはない。でも「フリーランスは誰でもいい」ってわけじゃない。狭くてもいいから尖ってるほうがフリーランスとしてはやりやすい。
客のリクエストはだいたいモヤっとしたもの。そのモヤモヤをどうやってクラウドワークスとかに 発注すんの?
自分の得意分野を売りこむのはフリーランスのほうが得意(フリーランスにしか出来ないという意味ではない)
ただ、フリーランスだから企業より安いといえばそうでもない。マージンは少ないけど個人経営のほうが企業より高い。吉野家vs牛丼 マクドvsハンバーガー