by shigemk2

当面は技術的なことしか書かない

コマンドラインでTravisCIを操作したいときは、The Travis Clientを使うのが便利

GitHubのレポジトリにTravisCIを導入するとき、

1. .travis.ymlを書く
2. https://travis-ci.org/ にアクセスする
3. AccountのページからSync Nowして、接続できるレポジトリを同期する
4. TravisCIが動くようにレポジトリのスイッチをONにする

というプロセスが必要になるわけですけども、毎回サイトにアクセスして設定するのは面倒です。本当に面倒です。
なので、色々探しましたが、公式が僕の要望にピッタリなrubygemを用意してくださっていました。

travis-ci/travis · GitHub

インストール

$ gem install travis

travisコマンドを使うことで、Sync Now や、.travis.ymlの作成、レポジトリの設定などがコマンドラインで簡単に出来ます。

詳しい使い方は公式にお任せするとして、

まずはログインします。

$ travis login

TravisCIを動かしたいレポジトリのディレクトリに移動して、
有効なレポジトリを同期させます。(そのディレクトリはGitHubに公開されている必要があります)

$ travis sync

ruby用に.travis.ymlを作成し、そのレポジトリTravisCIが動くようにします(enable)

$ travis init ruby

レポジトリTravis CIが動くようにします。

$ travis enable

ブラウザを開きます。

$ travis open

なお、travis initがどのくらいカスタマイズ出来るかはよく分からないので、
rubymotion用の.travis.ymlを作成するスクリプトは作ってみました。
.travis.ymlを作成するシェルスクリプトを書いてみた - by shigemk2