「人」を増やしても制作にかかる時間は短くならない。人材育成や相互コミュニケーションのコストによりむしろ人を増やさないより時間がかかるかもしれない。つまり、
作業をする上で人間同士のコミュニケーションが存在せず、誰がやっても全体の作業に支障がない場合のみ、人を増やせば効率が上がる(大農園のブドウ摘みとか)
だが、大きなシステム、完成度の高いシステムを作るには以下が不可欠である。
- 組織
- メンバー間のコミュニケーション
- チーフプログラマを擁する外科手術チーム編成
- コンセプトは優秀な一人、もしくは数名の頭脳によって生み出される完成度の高いコンセプト
- 高水準言語や対話型プログラミングなど、完成度の高いツール
これらを駆使して、システムの生産性を上げることは可能であるが、
それでもプログラミングの苦しみは当面解決しないし、製品は複雑なままだろう。
第2章、第18章をさっくり読めばいいんじゃないかと。
僕が読んだのはこっち。
でもたぶんこちらのほうを買うとよいでしょう。