リダイレクトは、通常画面上に表示される実行結果を別の場所にリダイレクト(=ファイルに保存)するときに使う
teeコマンドは、標準入力から読み込み、それをファイルと標準出力にT字型へ分岐させる。つまり、実行結果をファイルに書き込みつつ、次のコマンドへと実行結果を渡すことが出来る。(パイプは標準出力を別の標準入力に渡すだけ)
書式 | 説明 |
コマンド > ファイル | コマンドの標準出力(実行結果)をファイルに書き込む |
コマンド < ファイル | ファイルの内容をコマンド標準入力へ送る |
コマンド >> ファイル | コマンドの標準出力(実行結果)をファイルに追記する |
コマンド 2> ファイル | ファイルに標準エラー出力を書き込む |
コマンド 2>> ファイル | ファイルに標準エラー出力を追記する |
コマンド > ファイル 2>&1 | ファイルに標準出力と標準エラー出力を書き込む |
コマンド >> ファイル 2>&1 | ファイルに標準出力と標準エラー出力を追記する |
コマンド << 終了文字 | 終了文字が現れるまで標準入力へ送る |
コマンド1 ぱいぷ コマンド2 | コマンド1の標準出力をコマンド2の標準入力に渡す |
コマンド1 2>&1ぱいぷ コマンド2 | コマンド1の標準出力ト標準エラー出力をコマンド2の標準入力に渡す |
コマンド1 ぱいぷ tee ファイル ぱいぷ コマンド2 | コマンド1の標準出力(実行結果)をコマンド2の標準入力に渡して、ファイルに書き込む |
コマンド > /dev/null 2>&1 | 出力したメッセージを全く画面上に表示させない |
出典については…気にするな!