シスログとは、System Loggerの略であり、Linuxのプログラムが出力する情報を、
ファイルなどに記録してくれるプログラムである。(/etc/syslog.confで設定できる)
syslog.confに、ファシリティ(どのプログラムから)、プライオリティ(どの程度重要なログを)、出力先(どこに)の各項目を指定できる。
たとえばサーバ上で稼動させているデーモンなど、プログラムが正常に動作しているかどうかを確認する必要があるが、
telenetなど、プログラムを実行してもログを保存する機能のないプログラムも存在する。
プログラムの挙動をいちいち追っていくのは面倒なので、ログに残しておく必要があるのだ。
しかしログをファイルに頻繁に出力していたらファイルのサイズが膨大になるので、ある程度時間がたったら
ログを消さないといけないが、ログをすぐに消去していたらログの意味がない。
ということで、1ヶ月したらログファイルを別の名前に変更して保存などのログローテーションが必要となる。
cronとは、定期的にコマンドを実行させるコマンドである。
具体的な使い方は、こっちを参考にしてくれ
crontabの書式 - by shigemk2
crontabを5分おきに実行する - by shigemk2
なお、cronが使えるユーザを指定するためには、/etc/cron.allowファイルでユーザを指定する必要がある。