by shigemk2

当面は技術的なことしか書かない

ライブラリを使わない開発の限界とは

1ページで全てが完結するようなWebアプリケーションは作るのが簡単だけれども、
規模が大きくなってくると、以下のような問題に直面する。

  • 重複するコードが増える
  • ロジックとデザインが混在する
  • コードのスタイルが不統一になる

コードのコピペが増えたら、元のコードが間違っていたら全部間違っていることになるし、
HTMLとPHPが混在してくると可読性が悪くなるし、
似たような機能でコードの構造にばらつきが出てきたりする。

まあ、要するに、メンテナンスしづらいコードが完成するわけだ。

そこで登場するのが、PEARなどのライブラリである。

ライブラリの登場により、

  • コードの重複を減らせる
  • デザインとロジックを分離できる

というメリットが生まれた。

しかし、ライブラリの組み込みかたは千差万別であるが故に、コードのスタイルを
統一することは出来なかった。

そこでコードとライブラリの秩序を保つためにMVCが登場するわけである。