障害からの復旧
たとえばスレーブが障害を起こしたときは、あとから新しいものをほかのサーバから作りなおして
全面復旧させるのがセオリーとなっている。
ただし、一から作りなおす場合、データ量が大きかったらリカバーに時間がかかるので、
InnoDB限定だが障害時点と現時点との差分だけを復旧するという方法も可能である。
人為的ミスからの復旧
バックアップで対処する。
しかしバックアップは一日一回しか取っていないことのほうが多いから、最終バックアップから半日経過したものについては、
ポイントインタイムリカバリという機能を利用して、逐一保存されているSQL文の更新ログを順次当てて復旧させたり、
レプリケーションを遅らせてミスが発生したらスレーブをマスタに昇格させるといった方法がある。