バーチャルスクロール
例:Googleの画像検索(PC版)
- 現在位置を常にユーザーに知らせる。ツールチップまたは状態表示エリアを用いて、スクロールしているデータの範囲を読み取る
- データの読み込みを待つ間は、ユーザーへのフィードバックを行う
- 検索結果の場合は、スクロールするにつれて仮想空間も広げていく
- ユーザーが検索結果をあちこち見て回る場合は、前後移動の操作性が良くなるように、仮想空間を一定範囲に狭める
インラインページング
例:Gmailのページ遷移
- 切り分けするのが自然なデータでも、ページを移動する際になるべくスムーズなブラウジングがでいるようにしたいならインラインページを用いる
- Backボタンの機能を活かす。バーチャルページの移動にも使えるようにする
- ページ全体ではなくバーチャルページのみを更新する
- 仮想空間にコンテンツを追加していく手段として、逐次読み込みを行うことを検討する
カルーセル
麻紀じゃない。
例:Flickerの写真コレクション
- 分かりやすい順序でコンテンツが並んでいないと、ナビゲーションの中の苛立ちの種となる
- 最初に表示される項目がもっとも重要で、先へ進むほど妥当でなくなっていくコンテンツで、もっとも重要なものに注目を集めるのに有効である
- 次に読み込まれるコンテンツの一部が見えるようにする
- コンテンツは十分見やすいおおきさにする
- ループになっていないと使い勝手が悪くなる
- 矢印の左をクリックしたら、コンテンツが左から入って右に出ていくようにするべき。逆もまた然り
ページングとスクロールの使い分け
- データが一過性のものではなく、自分であれこれ操作したいものである場合にはバーチャルスクロールを使う
- データが過渡的なものであり、かつ先へ進むほど重要度が下がるものはインラインページング
- データが過渡的で、かつデータ内の特定の場所に行き来する必要がないなら、バーチャルスクロール
- スケーラビリティやパフォーマンスが心配なら、普通はページングを使う。
- 実質的に連続しているコンテンツは、ページングよりスクロールをもちいるほうがよい
- ページビューを利用して利益を得ているなら、スクロールはやめるべき
- ページングを用いるとコンテンツが厄介になるならスクロールを使う