歴史的に見てゼロはもともと存在した数字ではないが、桁を埋める役割を果たし、
ゼロのおかげでシンプルな位取り記数法が可能になる。
IIIIIIIIIIとIIIIIIIIIIIがどちらが大きいかすぐには分かりづらいが、
XとXIだとどちらが大きいか分かりやすい。
また、指数は大きな数字をより小さくまとめるのに必要である。
10000000と100000000ではどちらが大きいかすぐには分かりづらいが、
10の7乗と10の8乗では比較しやすい。
つまり、
大きな問題は小さなまとまりに分けて解くのが
肝要であるという。