マイクロデータとは、独自の語彙から構成される名前と値のペアによって、ある
スコープ内のDOMを意味付けする仕組みである。
例を見てみると、
マイクロデータは面白い - 気になるITまわり
<div> <h1>味噌汁</h1> 材料 <ul> <li>味噌</li> <li>大根</li> <li>ねぎ</li> </ul> </div>
<div itemscope itemtype="http://〜"> <h1 itemprop="title">味噌汁</h1> 材料 <ul> <li itemprop="ingredient">味噌</li> <li itemprop="ingredient">大根</li> <li itemprop="ingredient">ねぎ</li> </ul> </div>
人間がみると、どれが料理名で、材料なのか分かるが、
基本的にタグにはそれらの意味は含まれていない。
HTML5ではマイクロデータの仕組みを使ってタグに意味をつけられるようになる。
つまり、機械がマークアップのタグの意味を知ることが出来るようになるのだ。
よりテクニカルに言うと、マイクロデータはこのDOM自体の階層構造を再利用して、
「この要素中のすべてのプロパティはこの語彙から成り立っている」と
指定する方法を提供している。
そのため、マイクロデータは独立したデータフォーマットではなく、HTMLを
補完するものとして設計されている。
- 作者: Mark Pilgrim,矢倉眞隆(監訳),水原文
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2011/04/23
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