by shigemk2

当面は技術的なことしか書かない

マイクロデータとは

マイクロデータとは、独自の語彙から構成される名前と値のペアによって、ある
スコープ内のDOMを意味付けする仕組みである。

例を見てみると、
マイクロデータは面白い - 気になるITまわり

<div>
  <h1>味噌汁</h1>
  材料
  <ul>
    <li>味噌</li>
    <li>大根</li>
    <li>ねぎ</li>
  </ul>
</div>
<div itemscope itemtype="http://〜">
  <h1 itemprop="title">味噌汁</h1>
  材料
  <ul>
    <li itemprop="ingredient">味噌</li>
    <li itemprop="ingredient">大根</li>
    <li itemprop="ingredient">ねぎ</li>
  </ul>
</div>

人間がみると、どれが料理名で、材料なのか分かるが、
基本的にタグにはそれらの意味は含まれていない。
HTML5ではマイクロデータの仕組みを使ってタグに意味をつけられるようになる。
つまり、機械がマークアップのタグの意味を知ることが出来るようになるのだ。

よりテクニカルに言うと、マイクロデータはこのDOM自体の階層構造を再利用して、
「この要素中のすべてのプロパティはこの語彙から成り立っている」と
指定する方法を提供している。
そのため、マイクロデータは独立したデータフォーマットではなく、HTMLを
補完するものとして設計されている。

入門 HTML5

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