by shigemk2

当面は技術的なことしか書かない

Quickrun.elの紹介 #kansai_emacs

quickrun.vimemacs
各種言語の実行をコマンド一発で実現
コンパイル、リンク、実行までの処理を行う拡張
動作環境
Unix OSX 窓、あらかた動く

普通は…

# C
% gcc -o hoge hoge.c && ./hoge
# java
% javac HOge.java && java Hoge

いちいち端末に打つのが頗るしんどい

たかだか10行のプログラムになんでいちいちmakeだののコマンドを叩かんとい
けないんだ。

→というわけでコマンドたたいたら一発で全部やってくれるものを
作ってみた。

対応言語(結構新しい言語も対応している)

インターフェイス
quickrun
バッファ名、メジャーモードからコマンド選択して実行する
C-u quickrun
コンパイラを選びたいときに便利

quickrun-with-input-file (結果をファイルに出力)
quickrun-compile-only(コンパイルのみ)

新しい言語への対応も
既存の設定の上書きも関数1つで可能。
init.elに書きこんでもいいし、
バッファローカル変数に格納してもよい。

outputter

ぶっちゃけquickrunの拡張版

  • 結果の出力を行うためのモジュール
  • 標準で以下をサポート
  • 色付け表示
  • 特定のバッファに出力
  • minibufferへの出力
  • 変数に格納

開発してみて

  • elispについての知識がなかったから初めは全然書けない
  • そもそもVimを転がしたことは一度もない
  • ボトムアップは書きやすく、テストしやすいので機能をひとつひとつ書くことが出来た。

もうちょっとEmacsらしさを出せたらなあと思う。

PHPでquickrunをやると改行コードが出てきてうざい。
でもPHPだけなので別にいっかって感じ。