by shigemk2

当面は技術的なことしか書かない

Unixの歴史をなんとなく思い出す

Macにuseraddコマンドがないな…って思ったので、いろいろ調べていたらば、やっぱりUnixの歴史を思い出さねば、という気持ちに駆られました。

WikipediaのHistory of Unixのページのこの画像を見たらば、もう説明不要ッ!ってなります。変な説明をするとマサカリが飛んできそうなので。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/77/Unix_history-simple.svg/256px-Unix_history-simple.svg.png

出典: History of Unix - Wikipedia, the free encyclopedia

はじめてのOSコードリーディング ~UNIX V6で学ぶカーネルのしくみ (Software Design plus)

はじめてのOSコードリーディング ~UNIX V6で学ぶカーネルのしくみ (Software Design plus)

今までの知識等々を総動員して自分の言葉でまとめると、

  • Unix V6は現在のOSに通ずる部分がいっぱいあるので、歴史的には非常に重要
    • LinuxはUnixやMinixを参考にしつつも、他OSのソースコードは使わずにイチから再実装している
  • MacOSX(≒Darwin)はFreeBSDの系譜なのでLinuxとは違う

useraddはLinuxにしかない。なんで?ってなったときに、もう「Linuxにしかない」っていう回答しか出せなくて、それはそういう仕様だから、っていう回答にしかならないのでした。

superuser.com

CROSS2016で発表しました。 #cross2016

昨日、CROSS2016に行って来ました。そして、発表してきました。「えっ、発表したの?」というお話になりそうですが、その件については後述します。

2016.cross-party.com

メモ

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雑感

データウェアハウスの話は、いろいろありすぎて自分の中で整理できていません。BQとRedshiftだけじゃなさそうです。潤沢な予算があればデータウェアハウスはそもそもクラウドじゃなくてもいいという話を同僚としまして、その話も僕にとってはためになりました。

IoTは面白そうです。組み込みと何が違うんでしょう、と思いましたが、よくよく考えたらもう組み込みの域を超えている気がしました。

Transformは、オーケストレーションツールということだけ覚えました。今もってTensorFlowと混同していますが、おうちで試すにはどうしたらいいのか考えています。

エンジニアのキャリア関連は、「技術力と知名度を上げる努力」が重要であると、思いました。知名度を上げてコネを作れば、誰かが発見してくれるチャンスがありますし、技術力がアレば、そのときに自分の実力を提示できて、好きな場所に行けるであろうと。登壇していた人ほどの実力は僕にはありませんが、僕も同じような経験を何度かしているので、やっぱり技術力と知名度を上げるのは非常に重要で、もっと上に行けなくても、せめて破滅を防ぐ程度には、技術力と知名度は大事だなと思ったのでした。

あと、闇の話は、自分の中ではそんなに闇ではなくて、政治と金である程度解決できる程度の軽い闇です。本物の闇の話を聞きたいのであれば、僕に連絡をください。本物の闇を見せてあげますよ。

ひそやかに発表しました。

ここからが本題です。アンカンファレンスのLTで発表しました。こちらが発表資料です。 shigemk2.github.io

たいした内容ではないのですが、自分がwebエンジニアになるまでの経緯を軽く喋ったつもりです。が、いざ始めてみると会場のキャパが100人なのに対し、観客は同僚とスタッフを除くと一人だけで、場末の遊園地のイベントのような暗い空気で喋ることと相成りました。

著作権を考慮しラブライブの件のシーンの画像は貼りませんが、およそ勉強会の発表でこんなことが……こんなことが……という、忌憚のない感想を申し上げますといまだかつて無いほど非常に悔しい気持ちで発表することになりました。エンジニアとして数えきれないほど勉強会、読書会、カンファレンスで発表してきましたが、こんな気持ちで発表をしたのは初めてです。

人数は問題じゃないんです。ECMAScript仕様書の読書会での発表とか、関数型Scalaの読書会での司会とかも参加者は4、5人でしたから。ただ、不特定多数の参加者を想定した場所で、観客がほぼ会社の同僚とスタッフだけ、という状況はものすごくつらいものがありまして、今までエンジニアとして生きてきたなかでも一、二を争うほど悲しい気持ちになりました。

確かに自分の内容もかなりひどかったと思っています。エンジニアとして全然知名度のない人間のキャリアなんか別に聞きたくないでしょうから。

ただ、自分の観測範囲の域を出ないのですが、自分以外のLTも結構似たような集客状況で、きちんと集客できていたのはドワンゴの人の発表くらいじゃないかなと思います。でもLTと、トレジャー/Bashoの人のトークセッションと、抽選会とを、同時にやったら何が起こるか想定出来なかったことが最大の敗因です。要するに発表する場所を間違えたわけですが、発表する場所を整えるのも仕事ではなかったのかとも思うのです。

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前職からwebエンジニアとしてちょいちょい発表しててそのご縁で今の会社に入れたので、勉強会やカンファレンスで発表することにあまり抵抗もなく、いくばくかの自信もありました。一昨日までは。でも、昨日の観客数を見て、自分がいかにエンジニアとしていろいろとたいしたことがなかったのかを改めて認識しました。また、無言の負のフィードバックは、飛んでくるマサカリよりも圧倒的につらいということもわかりました。

次の発表は、もし次があるとするならば、技術で勝負しようと思います。お疲れ様でした。あと、僕の拙い発表に参加してくださった方には本当に感謝致します。ありがとうございました。